(桜台自治会館屋上から見た石神井川方面の桜台自治会エリア風景です。)


会長挨拶

 

「安心・安全な住みやすい桜台」

 

 の 町づくりを目指します。


  会員の皆さまにおかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 平素は自治会の行事、運営について深いご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 私たちの桜台自治会(東京都練馬区桜台4~6丁目及び練馬2丁目の一部)は、昭和

26年の創立以来74年間、自治会の目的である「会員の親睦と福祉の増進を図る」に

加え、「安全・安心な住みやすい桜台」をテーマに、約1,700世帯の会員の皆さま

と各種活動に取り組んでいます。

 〝自治会“は、一定の地域に住む人々が住みやすい地域社会作りのために自主的に活

動する団体であり、その区域の親睦活動や地域課題の解決等の担い手として活動してき

ました。しかしながら今、改めて自治会の在り方が見直されています。その背景は、深

刻な大規模災害において、災害直後の救出から避難所の暮らしを通じ、自治会としての

近隣住民の助け合いや支え合いが重要な役割を果たしました。加えて行政は行革等で、

多様化した住民の要求に対応できなくなっており、行政の活動の肩代わりが自治会の大

きな役割になってきました。これは災害時の「開進第二小学校避難拠点連絡会」を桜台

自治会が実質的に運営することからも明らかです。

 首都直下型地震、南海トラフ巨大地震が他人事ではなくなった今、桜台自治会組織も

改革が必要です。

 ここ数年、防災計画を見直し会員同士の「絆」を深め、助け、助けられる「安全・安

心な災害に強い桜台」の町づくりに新たに挑戦してまいりました。その結果、今年の3

月に全国の自治会に先駆け、国の補助金で、自治会員の皆様の生活水確保のため桜台自

治会所有の「防災井戸(地下40メートル、電動ポンプ、浄水装置、自家発等装備)」

を新設しました。更に今年は、迅速な安否確認・SOS発信・正確な情報伝達等による被

害の軽減のために「地域ネットワークシステム導入、いわゆるSNS(ソーシャル・ネッ

トワーキング・サービス)」の検討を開始し、自治会未加入の世帯などにも働きかけて

いきます。さらに自治会員の皆さまには、気軽に参加できる「防災訓練・講習会」など

をより充実していきたいと考えています。

 しかしながら、これらは皆さまのご協力なしでは、私たちの「絆」を深め、助け、助

けられる「安全・安心な災害に強い桜台」の町を作ることはできません。ご一緒に「安

全・安心な災害に強い桜台のまちづくり」の自治会活動に積極的に参加して頂くことを

願っています。

 そのために、皆さまに自治会活動をよりご理解頂き、一層のご支援・ご協力を頂ける

よう「桜台自治会会則・役員名簿」をはじめ、「前年度の実施事業、決算及び本年度の

事業計画、予算」「地域の絆を高める趣味のサークル」「災害時の防災マニュアル」

「親睦会の紹介」「自治会館の使用」等を要約したホームページを編集しました。

 

令和7年6月吉日                           桜台自治会

 

会 長 林  文 夫

桜台自治会の風景                   《臨済宗の名刹「廣徳禅寺」の四季》桜台6丁目


写真をクリックして下さい拡大されます。

                     9-1班 写真家 伊藤哲彦氏提供

由緒ある文化財の大書院・中書院・茶室、大名家の墓地、茶畑、竹林を初め多くの区の指定景観が一見に値する偉観を示しています。


《桜台の桜、石神井川・高稲荷公園》桜台6丁目


                          4班 石田節子氏提供