錦秋の信濃路 歓声と歌声をのせて♫♬♫♪
塩田平の別所温泉、名跡、美術館巡りと
小諸懐古園、りんご狩り、ワイナリーの旅
昨春久々に復活し好評だった福島県塙温泉の一泊旅行に引き続き、10月30日(木)~31日(金)に、錦秋の信州旅行を実施しました。
6月の事前踏査では可能な限り周辺の観光スポットを廻って見分を広め、程好いコースに仕上げた自信の企画です。
後はお天気次第と前の晩は殊勝にも、晩酌を断ち当日の朝を迎えたのでした。
明くれば絶好の秋日和、心は早くも信濃路に! 総勢42人の参加です。
名バスガイド付きで出発
バスは予定よりやや遅れて8時50分に出発。神津さんに2日間、ガイドと添乗員をして頂きました。
先ずは歌声でリラックス。「もみじ」の二部合唱から始まり、「里の秋」まで秋の20曲全て歌い切りました。
高速道路は空いてバスは快調に飛ばします。浅間山から西に打ち続く2000m級の鹿沢連峰や対する八ヶ岳・蓼科山・美ヶ原には雲一つ無く、文字通り天高い見事な観光日和です。
昼食と歴史・自然体感の散策
予定通り12時には別所温泉大島館に到着。
貸切の大島館で具だくさんの釜めしを食した後は、北向観音、安楽寺の国宝(松本城と並び長野県最初の国宝指定)をご覧頂きました。
早めに参拝を切り上げ、無言館、前山寺に向かいます。塩田平西側の壁の役割を果たす鋭い稜線の独鈷山の裾野にこれらの施設があります。無言館は作家水上勉さんの息子の窪島誠一郎さんが開いた施設で、日中戦争や太平洋戦争で亡くなった画学生の絵を、自ら全国を歩き回って蒐集した美術館です。
古い松並木を登って前山寺の参拝、重文の三重塔(通称未完の塔)をご覧になり、方丈の間で胡桃のおはぎと抹茶を味わって頂きました。
終わって全員で塩田平をバックに記念写真。目の下に日を浴びてのびやかに広がる塩田平と、畑の脇の鈴なりの柿の風情が皆さんの印象に強く残ったようでした。
温泉、宴会、女性麻雀教室などなど大繁盛
さてバスは今夜の宿、上田市武石(旧武石村)の岳の湯雲渓荘に向かいます。標高1000m余の山の中の一軒家です。ここも貸切りです。お風呂で温もった後は恒例の宴会。話も歌も弾みました。ご飯も茸飯で美味い!
お酒の後は自治会碁・将棋の会顧問の岡田さん伝授のトランプ(ツーテンジャック)や勅使川原さん指導の女性麻雀教室など、隣室のカラオケ大会と併せて大繁盛しました。
寝不足気味に!
2日目はりんご狩りでスタート
宿の皆さんに送られ山を下ります。山の頂まで落葉松の黄色に埋まり、山肌は風に揺らいでいます。通過する丸子の町を見ながら小諸の松井りんご園に到着。園は山の斜面に広がり、さまざまなりんごの実りの色合いが実に美しく歓声が上がりました。
大きくたわわに実ったりんごは食べ放題ですが、見るだけでお腹はいっぱい気味でそうは捗りません。有料の網籠に、もぎ取り詰める作業に専念して頂きました。
記念写真を撮り、懐古園へ向かいます。
紅葉の懐古園~信州新蕎麦(昼食)~小諸ワイナリー~桜台到着
楓の多い紅葉の懐古園では菊花展が催されていました。そぞろ歩き突端の山鼻から千曲川を望み、草笛のメロディを楽しんだ後、昼食の「草笛」に入りました。信州の新蕎麦を楽しんで頂きました。
食後マンズワインの小諸ワイナリー訪問。醸造ラインを見学した後、販売ロビーでは試飲コーナーが大賑わい。高額な品は500円の有償試飲ですがこれも混雑し、ロビーは売上好調のようでしたが果たして?
場内付属の庭園で最後の紅葉見物、お土産をしっかり抱えてバスに。帰路はクイズでお楽しみです。千草屋の竹原さんから参加賞も出て、皆さんは感と知恵で景品ゲット。三好PAで最後の休憩を取り予定通り5時桜台着で終わりました。